コンタクトレンズを利用するには、大きく分けて3つ必要なものがあります。レンズのタイプによっても本体の価格や諸費用は異なりますが、これからレンズを購入しようと考えている方は、3つにかかる大まかな費用を覚えておくと良いでしょう。
1つ目は、レンズ本体です。使い捨てタイプでも定期交換タイプでも、1度の購入で6000円程度を見積もっておく必要があります。レンズは1パック単位で両目分を購入する形になります。例えば、使い捨てタイプなら30日分を両目分、2パックを購入する事になるでしょう。定期交換タイプであれば、3か月分を2パック購入する形になります。
2つ目は、眼科の診療費です。レンズを正しく使用していれば、視力検査と簡単な診察だけで済みます。費用としては数百円程度で済むでしょう。それほど大きな出費ではなく、検査と診察も10分程度で終わります。2回目以降も店頭で購入する方は必須で受けさせられるでしょうが、ここでもらえる処方箋は購入時に必須のものではありません。1回目はコンタクトの度数を測定するのに眼科での検査は必要ですが、2回以降は処方箋無しで購入することも可能です（詳しくはこちら）。ただし、定期的に眼科検診を受けることで事前の癌病予防にもなりますので、全くの無駄というわけではありませんので誤解のないように。
3つ目は、レンズケア用品です。使い捨てタイプの場合は必要ありませんが、定期交換タイプなら洗浄液が必要不可欠です。レンズを携帯する等の理由がなければ、大容量タイプの2本セットがお勧めになります。ただし、2本セットでも3か月は持ちません。1セットだけではレンズを1パック消費するまでに少し足りませんので、買い置きをしておくのがおすすめです。